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エジプトの憲法をめぐる国民投票に関するアシュトン上級代表の声明

EU News 12/2014

2014/01/19
ブリュッセル
140119/02

キャサリン・アシュトン欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は本日、以下の声明を発表した。

「2014年1月14日と15日にエジプトで行われた改憲に関する国民投票の動向を、EUの選挙専門家監視団を通じるなどして、注視してきた。同国民とともに、主管当局に対しても、投票が総じて整然と実施されたことに祝意を表する。

EUは国民投票の行状に関する徹底した評価や、疑われている不正行為を検証する立場にはないが、投票結果の根幹を揺るがすような事は起きていないと思われる。しかしながら、投票に関して暴力的な衝突が発生し、抵抗したすべての側に死傷者が出たことを極めて遺憾に思う。犠牲者のご遺族に心より哀悼を表する。

投票率は、従前の出来事の帰結であると思われることから、今後のプロセスのために当局にはより注意深い対応が求められる。また、圧倒的多数が賛成票を投じたことは、憲法草案が明確に承認されたことを表している。

この新憲法が、表現や集会の自由、また女性の権利などを含む基本的権利と自由を謳っているという事実を評価する。新旧すべての法律がこの新憲法に合致することが求められる。さらに、新憲法が、市民の優位を最大現に実現する形で適用されることを、祈念する。

当局が憲法制定の行程表を前進させ、できる限り早急に選挙を行うことと信じている。そのことが、将来、議会では異なった政治的立場が公平に代表され, 政府および州政府機関が責任を持ち、また、すべてのエジプト国民により一層の安心と繁栄がもたらされることにつながると信じている。

EUは、民主的移行を完成させ、また2011年の革命で掲げた大志を成就させようとするエジプト国民に対し、支援を続けることを今一度再確認する」

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://eeas.europa.eu/statements/docs/2014/140119_02_en.pdf