ホームニュース・出版物ニュース2013> 欧州理事会(10月24日~25日)の結論

欧州理事会(10月24日~25日)の結論

EU News 451/2013

2013/10/25
欧州理事会
ブリュッセル
EUCO 169/13
CO EUR 13
CONCL 7

<日本語仮抄訳>

経済回復の兆候は見られるものの、欧州連合(EU)は潜在的成長力の増加、雇用創出の促進および欧州の競争力の強化に向けた努力を追求しなければならない。欧州理事会は本日、デジタル経済、イノベーションおよびサービスに焦点を当てた議論を行った。これらは特に成長と雇用の潜在力を有する分野であり、その潜在力は早急に引き出されなければならない。欧州理事会は、存在する潜在能力を完全に利用できるよう、具体的な指針を提示した。

欧州理事会はまた、さまざまな経済的・社会的政策分野に着目した。若年雇用対策や経済、特に中小企業への資金還流のために6月に示された施策の実施状況を点検し、さらなる措置について合意した。より良い規制に向けた促進策も提示した。

欧州理事会は経済通貨同盟(EMU)の完成に向けた詳細な議論を行った。特に、経済政策調整の増強、EMUの社会的側面の強化および銀行同盟の完成に焦点を置いた。6月に合意されたとおり、欧州理事会は12月に再度これらの問題を議論し、そこで決定を行う。

欧州理事会はまた、2013年11月28日~29日にヴィリニュスで開催される東方パートナーシップ首脳会議に向けた展望を話し合った。

欧州理事会は、地中海における最近の悲劇的事件により何百人もの人々が命を落としたことに深い悲しみを表明し、同様の悲劇が再び起こらないよう、EUとしての行動を強化することを決定した。

 

<附則>

EU首脳の声明

EU首脳は、情報傍受疑惑に関する最近の出来事や、それらを受けて欧州市民の間で深い懸念が生じたことについて討議した。

彼らは欧州と米国の間の緊密な関係とそのパートナーシップの価値を強調した。このパートナーシップは、情報機関の職務や協力に絡む部分を含めた尊敬と信頼に基づく必要があるとの信念を表明した。

首脳らは、テロ対策のためには情報収集が重要な要素であることを強調した。これは、対米関係のみならず、欧州諸国間同士の関係にも当てはまる。信頼の不足は情報収集の分野において必要な協力を損なう可能性もある。

EU首脳は、フランスとドイツがそれぞれ、この分野における相互関係についての理解を年末までに得るべく、米国とニ国間協議を求めることに留意する。他のEU加盟国もこのイニシアチブに参加できることにも留意する。

彼らはまた、情報保護に関するEUと米国間に既存のワーキンググループがあることに触れ、そこでの早急かつ建設的な進展を求めた。

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://www.consilium.europa.eu/uedocs/cms_data/docs/pressdata/en/ec/139197.pdf