アシュトン上級代表、中東和平プロセスに関する声明を発表
EU News 356/2013
2013/07/31
A 411/13
ブリュッセル
<日本語仮訳>
キャサリン・アシュトン欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は本日、以下の声明を発表した。
「EUは一貫して二国家解決を支持してきた。我々は、中東における和平の実現と、すべての人々に安全をもたらすための当事者努力を支援し続ける意向である。この観点から、イスラエルとパレスチナの交渉団がワシントンにおいて直接対話を再開したことを歓迎するとともに、今一度、永続的平和に向けた重要な第一歩を実現した米国のジョン・ケリー国務長官の尽力を賞賛したい。
EUはイスラエルとパレスチナ双方にとり信頼のできる友人である。協議の再開は、同地域における平和と安全へのEUの貢献をさらに発展させるのみならず、欧州と両者との関係を深化させる新たな可能性を開くものだ。EUは、交渉を確実に成功させるために両側との関与を密にし、他のパートナーと共にあらゆる努力を続ける。
この紛争の終結が手の届くところまできていることを強く確信する。交渉による解決を希求するすべての者に対し、この平和構築の機会をつかむことができるよう、協議に携わっている人々を支えることを要請する」
原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://www.consilium.europa.eu/uedocs/cms_data/docs/pressdata/EN/foraff/138472.pdf