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欧州委員会、単一の銀行破たん処理制度を提案

EU News 335/2013

2013/07/10
IP/13/674
ブリュッセル

<日本語仮抄訳>

欧州委員会は本日、銀行同盟に向けた単一破たん処理制度(SRM)を提案した。同制度は、ユーロ圏および銀行同盟に参加する他の欧州連合(EU)加盟国の銀行を欧州中央銀行(ECB)が直接監督するという、2014年末までに立ち上がる単一監督制度(SSM)を補完するものである。SRMは、監督強化にもかかわらず、SSM制度下の銀行が深刻な困難に直面した場合、納税者や実体経済に最小限の費用で効率的にその破たん処理が行えることを確実にするものである。

SSMの強化された監視枠組みと改善された健全性条件により、銀行の安全性は高まる。しかしながら、ある銀行が深刻な流動性または支払い能力の問題に直面する事態が全く起こらないとは言い切れない。銀行監督と破たん処理は、不確実性を減らし、取り付け騒ぎやユーロ圏の他の国への波及を阻止するために、同じ中央レベルで調整、運用されるべきである。

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-13-674_en.htm?locale=en 

Michel Barnier Date: 10/07/2013 Reference: P-023720/00-16 Location: Brussels - EC/Berlaymont (C)EU, 2013 URL