クロアチア、EUの28番目の加盟国に
EU News 310/2013
2013/06/28
IP/13/625
ブリュッセル
<日本語仮抄訳>
7月1日(月)、クロアチアが欧州連合(EU)の28番目の加盟国になる。クロアチアの加盟は、統合欧州の構築において、さらに一つ一里塚が作られたことを意味しているとともに、EUが持つ、変化させる力の新たな証明でもある。ほんの20年前までは紛争で引き裂かれていたクロアチアは、今では安定した民主主義国となり、EU加盟国としての責務を引き受けるとともに、EU基準を遵守する能力を有するようになった。
クロアチアの加盟前夜に、バローゾ委員長は次のように述べた。
「EUへのクロアチア加盟は、歴史的なできごとである。これにより、欧州の中心のふさわしい場所に同国が戻ることになる。私はクロアチアのEUへの貢献を期待している。それは、EU、クロアチア国民、そして南東欧州全域に便益をもたらす成功物語になろう」
クロアチアの加盟は、EUの課題に全面的に取り組む国々にとり、欧州統合の展望が現実的であることを示すものだ。また、必要な改革が実施され、条件が満たされる限り、EUはその公約を堅持するという明確なシグナルを同地域に発信するものでもある。
原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-13-625_en.htm?locale=en