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多年次財政枠組みに関する政治的合意達成を受けたバローゾ委員長の声明

EU News 307/2013

2013/06/27
SPEECH/13/583
ブリュッセル

<日本語仮抄訳>
ジョゼ・マヌエル・バローゾ欧州委員会委員長は、マルティン・シュルツ欧州議会議長ならびに欧州連合(EU)理事会議長国アイランドのエンダ・ケニー首相との会合後、以下の声明を発表した。

「本日、EUの将来予算に関する政治的合意の達成を発表でき、うれしく思う。欧州議会および理事会の両議長は、欧州委員会の支援により、EUにとってきわめて重要な意味をもつ、今後7年間の多年次財政枠組みに合意した。

これは、欧州、欧州市民、また欧州経済にとり、良い枠組みである。まず、支弁とコミットメントの両方について、より大きな柔軟性が盛り込まれている。また、若年雇用、研究、エラスムスなど若年層のための施策、中小企業など、重要性の高い課題に対する歳出の前倒しが包含されているとともに、最も恵まれない人々への援助を拡大することを希望する国にとって、その可能性も含まれている。さらに、本年分の予算改定に関して合意した内容を確認するとともに、欧州の受益者に対する支払いが行われることを保証している。これは、当該資金を大いに必要としている欧州の地域や市民にとり、きわめて重要である。よって、欧州の予算である多年次財政枠組みとは、決して抽象的な概念ではなく、欧州の成長のための原資であることを強調する。

今日これから、欧州理事会において欧州のための投資計画、すなわち成長のための協約について協議する予定である。しかし、そのような協約は成長のための資金なくしては存在しえない。我々の成長資金は欧州予算であり、構造基金である。本日我々が合意に達した欧州予算は、欧州への投資を可能にするものであり、我々の成長に向けた公約を果たす上で不可欠であることは言うまでもない」

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原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://europa.eu/rapid/press-release_SPEECH-13-583_en.htm?locale=en