エジプトの新NGO法に関するアシュトンEU上級代表報道官の声明
EU News 266/2013
2013/06/02
ブリュッセル
A 294/13
<日本語仮訳>
キャサリン・アシュトン欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長の報道官は本日、以下の声明を発表した。
「上級代表は、エジプトで進行中の民主化移行において重要な役割を果たす市民社会を支持するとするEUの確約を再確認する。
EUは、真のパートナーシップ精神でエジプト政府に関与しており、結社に関する新法令、すなわちNGO法、の草案作成において、当局に専門的助言を提供してきた。上級代表は、こうした取り組みに対する前向きの姿勢、また、今般エジプト議会に提出された法案に改善がもたらされたことに敬意を表する。
しかしながら、上級代表は、法案にはいまだエジプトにおけるNGO活動を不必要に制限しかねない要素が含まれており、外国のドナーとして支援する我々の能力発揮の妨げとなることを懸念している。同法案は、国際基準およびエジプトの義務に合致するものでなくてはならない。
EUは、引き続きすべての当事者と緊密に連携し、エジプトにおいて、最良で、同地域また国際慣習に十分に則ったNGO法が採択されるよう全面的にかかわっていく」
原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://www.consilium.europa.eu/uedocs/cms_data/docs/pressdata/EN/foraff/137371.pdf