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バングラデシュのビル倒壊を受けたEU上級代表と通商担当委員の声明

EU News 212/2013

2013/04/30
A 233/13
ブリュッセル

<日本語仮訳>

キャサリン・アシュトン欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表とカレル・ドゥグヒュト欧州委員会通商担当委員は本日、以下の声明を発表した。

「バングラデシュの首都ダッカ近郊のサバールにおいて、衣料品工場が入居する違法に建設された建物が2013年4月24日に倒壊してから間もなく1週間が過ぎようとしている。この災害の驚くべき規模と問題の建物の建設に絡む犯罪性の疑いがようやく世界に明らかになりつつある。我々はこの痛ましい生命の損失を深く悲しんでいる。今般の悲劇は、ここ数カ月来同国で複数の繊維工場火災によって100人以上の労働者が亡くなった後に起こっただけに、さらに衝撃的である。

バングラデシュの最大の貿易相手として、EUは同国の工場で働く労働者の衛生と安全を含む労働条件に対し、大きな懸念を抱いている。これら一連の出来事を鑑み、EUはバングラデシュ当局に対し、早急に全国の工場が国際労働機関(ILO)の各条約をはじめとする国際労働基準に確実に従うよう行動を取ることを求める。現在、バングラデシュは特恵関税制度(GSP)を通じて「武器以外のすべて」の製品を関税・数量制限無しでEU市場に輸出しているが、EUは現在、途上国が関与するサプライチェーンの責任ある管理に動機を与えるため、GSPを通じた行動を含む、適切な対策を検討している。

EUはバングラデシュ当局に対し、国際基準適応のためにあらゆる支援を行う意思と用意がある。同時に、我々は欧州および他の国際企業に対し、国際的に認知されている企業の社会的責任(CSR)指針に沿って、バングラデシュの衣料品工場により良い衛生・安全基準を導入するよう奨励したい」

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://www.consilium.europa.eu/uedocs/cms_data/docs/pressdata/EN/foraff/136968.pdf