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ティモシェンコ事件についての欧州人権裁判所判決に関する共同声明

EU News 211/2013

2013/04/30
ブリュッセル
A 232/13

<日本語仮訳>

キャサリン・アシュトン欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長およびシュテファン・フィーレ拡大・欧州近隣政策担当委員は本日、ウクライナのユリア・ティモシェンコ元首相の事例に関する欧州人権裁判所の本日の判決について、以下の共同声明を発表した。

「本日の判決は、ティモシェンコ元首相事件における恣意的な訴訟に対し、かねてからEUが表明してきた懸念を確認するものだ。

本日の判決に照らし、我々はウクライナ当局が、同国の最大野党のひとつの指導者であるティモシェンコ氏の状況を、根本的に再考することを求める。同氏は、公正で、透明で、独立した訴訟手続きを遵守しない裁判の後、今も拘留されている。ウクライナ政府が欧州人権裁判所の判決のすべてを早期に実施するとの公約を明示することの重要性を、我々は強調する。

また、ウクライナ政府が、現状の影響を除去するとともに、ウクライナの選択的司法にかかる懸念を払拭すべく、コックス元欧州議会議長とクワシニエフスキ元ポーランド大統領率いる欧州委員会の対ウクライナ監視ミッションと緊密に協力するよう奨励を続ける。

さらに、ウクライナは、包括的司法改革の一環として、本裁定において浮き彫りとなった訴訟制度自体の欠陥を正すための措置を緊急に実施することが必要である。それにより、恣意的な意思決定の再発を防ぎ、司法の選択的使用に関する懸念を静めなければならない。これは、2012年12月10日のEU外務理事会決定、および2013年2月25日付けのEU・ウクライナ首脳会議による共同声明の完全実施にとって、不可欠である」

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://www.consilium.europa.eu/uedocs/cms_data/docs/pressdata/EN/foraff/136966.pdf