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WTO、中国がEUからの検査装置に違法な反ダンピング関税を課したことを確認

EU News 96/2013

2013/02/26
ブリュッセル

<日本語仮抄訳>

世界貿易機関(WTO)の紛争処理小委員会(パネル)は、中国が欧州連合(EU)からのX線安全検査装置に課している反ダンピング関税が、WTO反ダンピング規定に違反するとの判断を下した。WTO規定では、反ダンピング関税は、公正価格を下回る輸出製品が輸入国の国内産業に損害を与える、いわゆる「損害的ダンピング」への対処として厳格な条件の下でのみ課すことができる。同パネルは、今回の事案において、中国はこれらの条件を満たしていないとのEUの訴えに同意した。また、中国が適正な手続きと透明性の規定用件を尊重することを怠ったとの結論を下し、同国にWTO規定に則るよう要請した。今回の報告はEUにとって明確な勝利となった。60日以内に上訴されない場合、中国はEUから輸入するX線安全検査装置の関税を撤廃することとなろう。

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://trade.ec.europa.eu/doclib/press/index.cfm?id=871