バングラデシュにおける国際刑事法廷が下した死刑判決に関するアシュトンEU上級代表の報道官の声明
EU News 28/2013
2013/01/22
ブリュッセル
A 32/13
<日本語仮訳>
キャサリン・アシュトン欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長の報道官は本日、以下の声明を発表した。
「EUは、1971年のバングラデシュ独立に至る戦争中の犯罪に関する裁判の動向を注視している。
EUは極刑反対の原則に基づき、同法廷が開廷した当初から、国際犯罪法のもとで死刑が適用される可能性への懸念を繰り返し強調してきた。そのために、上級代表は、2013年1月21日、同国際刑事法廷がアブル・カラム・アサド戦犯に対し、本人欠席のまま死刑判決が下されたことについて、遺憾の意を表明している。
EUはあらゆる事例および状況においても極刑の使用に反対する。上級代表は、バングラデシュ当局に対し、この判定をより軽い刑罰に代えることを、そして、完全な極刑廃止に向けた最初の一歩として、死刑の執行停止を導入することを求める」
原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://www.consilium.europa.eu/uedocs/cms_data/docs/pressdata/EN/foraff/134950.pdf