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雇用と社会の動き: 格差の拡大と長期的排除のリスクの高まり

EU News 2/2013

2013/01/08
IP/13/5
ブリュッセル

<日本語仮抄訳>

「欧州における雇用と社会の動き」の2012年版報告書によると、5年に及ぶ経済危機と2012年における景気後退への逆戻りの結果、失業率は20年近く経験したことのないほど上昇し、家計収入は減少し、貧困もしくは社会的排除のリスクは特に南欧、東欧の欧州連合(EU)加盟国で高まっている。税金の低減や社会保障給付の増加(いわゆる自動安定装置)の初期的保護効果が弱まった結果、危機が社会情勢に及ぼす影響はより深刻になった。生産の低下、失業率の急増および可処分所得の減少という負のスパイラルから抜け出せないでいる国々と、今のところ十分もしくはある程度の耐性を示してきた国々との間で新たな格差が生まれつつある。後者は、より良く機能する労働市場やより強固な社会保障制度を有する傾向にある。

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-13-5_en.htm?locale=en