ホームニュース・出版物ニュース2012> EU理事会の主な結論

EU理事会の主な結論

EU News 630/2012

2012/12/10
欧州連合理事会
17438/12
PRESSE 517
PR CO 72
ブリュッセル

<日本語仮抄訳>

加盟国閣僚は中東における最近の動向について協議した。欧州連合(EU)理事会は、今こそが平和に向けて大胆な行動をとる時期であり、2013年において、組織的かつ実質的な平和構築の努力を一新することが緊急に必要であることを、強調した。イスラエルによるヨルダン川西岸における入植地の拡大計画、特にE1地区の開発計画に対し、深い失望とともに断固たる反対を表明した。そのE1計画が実施されることになれば、紛争を交渉により解決する可能性が損なわれることになる。同時に、理事会はガザ地区とイスラエルにおける停戦を歓迎した。イスラエルの安全保障の必要性を全面的に認識しつつ、理事会は、ガザ地区への人道援助、商品、人の入出が可能になるよう国境の開放を求めているEUの要請を繰り返した。

昼食会では、シリア国民連合のムアズ・アル=ハティーブ代表についての意見交換が行われた。理事会は、シリアの危機に平和的解決策を見出すための、ブラヒミ合同特別代表の努力への全面的支援を、再確認した。犯罪に関わった者はすべてその責任を追及し、暴力や不正にかかる免責を決して赦すことのないよう、呼びかけた。

理事会では、東方パートナーシップの枠組みにおいて、ウクライナとの政治的連合と経済的統合に向けたEUの取り組みを確認した。また、ウクライナ政府が、3つの分野において確固たる措置を導入し、具体的な進捗が実現すればその後直ちに、できればヴィリニュスで東方パートナーシップ首脳会談が行われる2013年11月までに、連合協定への署名を行う意向を再確認した。

理事会は、マリの北部を中心として、政治的かつ安全保障上の危機が発生していることに、深い憂慮を示すとともに、同国の政治的移行プロセスが遅れていることに関する懸念を表明した。加えてマリの軍隊に軍事訓練と助言を提供するための共通安全保障・防衛政策(CSDP)オペレーションについて、その危機管理コンセプトを承認した。サヘル地域のためのEU特別代表を任命するというEU上級代表の提案を歓迎し、上級代表がそのプロセスを遅延なく進めることを要請した。

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://www.consilium.europa.eu/uedocs/cms_data/docs/pressdata/EN/foraff/134152.pdf