ホームニュース・出版物ニュース2012> オスロのノーベル研究所における記者会見でのヘルマン・ヴァンロンプイ欧州理事会議長の発言

オスロのノーベル研究所における記者会見でのヘルマン・ヴァンロンプイ欧州理事会議長の発言

EU News 626/2012

2012/12/09
欧州連合理事会議長
オスロ

<日本語仮訳>

「我々は、偉大なる功績を祝うためにオスロにやってきた。すなわち、欧州の戦争の大陸から平和の大陸への変貌である。

ある瞬間が特に決定的だった。第二次世界大戦が終わってわずか5年しか経っていなかったが、2つのライバル国が歴史の流れを変え、敵から味方同士になることを決意した。彼らは、すべての欧州諸国にも参加するよう呼びかけた。

当時、その試みの成功はありえないように思えた。今日、我々は27の加盟国を抱える強力な連合体であり、間もなくその数も増える。これは、政治的意思と想像力の力の証であろう。

しかし、我々にとってこのノーベル平和賞受賞は、過去の業績への賛辞だけではない。我々の未来を引き続き協力して構築せよ、との呼び掛けでもある。

だからこそ、欧州連合(EU)の公式代表団には欧州の若者も参加している。オスロにやってくるために彼らはEU全体で開催されたコンテストに応募した。一番幼い優勝者は絵で、残る3人は短い文章を提出した。その1人はマルタ出身で、今この部屋にいるのだが、彼のメッセージはEUの歴史を大変よく要約している。『僕の祖父母は〔それは夢だ〕と述べたであろう。僕の両親は〔それは過程だ〕と述べたであろう。僕は、それは日々の現実だと言う』。

欧州は目下厳しい局面にある。欧州連合(EU)として、また個々の加盟国として、我々が抱える問題を克服すべく、懸命に取り組んでおり、成功を確信している。我々は以前より強靭な形でこの不確実性と景気後退の時期から脱出するであろう。

我々の歴史は、責任感と結束の精神で前進を続ける、力と耐性を十分に持ち合わせていることを証明している。欧州が再び希望の象徴になることを期待している」

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://www.consilium.europa.eu/uedocs/cms_data/docs/pressdata/en/ec/134107.pdf