ホームニュース・出版物ニュース2012> 日・EU自由貿易協定: ドゥグヒュト委員、加盟国による交渉開始の了承を歓迎

日・EU自由貿易協定: ドゥグヒュト委員、加盟国による交渉開始の了承を歓迎

EU News 603/2012

2012/11/29
MEMO/12/930
ブリュッセル

<日本語仮抄訳>

本日の欧州連合(EU)外務(貿易)理事会を受け、欧州委員会のカレル・ドゥグヒュト通商担当委員は以下のとおり発言した。

「私は、理事会が本日、欧州委員会に日本との通商交渉を開始することを了承する決定を行ったとの報を受け、喜ばしく思う。これにより、すべての加盟国によって確認された、欧州の目的を明示した交渉権限を得たことになる。

いくつかの例を挙げよう。

• 交渉権限は、我々の関税と日本の非関税障壁それぞれの撤廃が並行して進められることを厳格かつ明確に示している。いうならば、等価の撤廃が求められる
• 欧州側の影響を受けやすい産業分野を守るためのセーフガード条項がある
• もし日本側が非関税障壁の撤廃に関する約束を守らない場合、1年後に交渉を打ち切る権利を明確にしている。

さらに、ここ数カ月において、日本側がどれだけ市場開放について真剣かを試してみた。それにより、欧州の企業に対し酒類の販売許可が下りるなど、いくつかの主要な非関税障壁の前倒し撤廃を含む、良い結果が得られた。

このような動きは、正式な交渉開始前の段階において、我々が常識的に期待できる最大の確約と考える。また、今までに交渉のテーブルにつく前にこれほどまでに誠意を示したパートナーはいない。

なので、不安を抱くべきでない。欧州は愚かではなし、すべてにおいて注意を払いながらこの交渉に挑むのである。

これは、欧州に成長と雇用を生み出したいのであれば重要かつ必要な政治決定である。日本と野心的な自由貿易協定を成功裏に締結した場合、欧州連合(EU)の国内総生産(GDP)を0.8%伸ばし、40万人以上もの雇用を創出するとの推計がある。これは正に、今我々の経済が必要としているものであり、これを、日本の市場を開放し、欧州企業に同国において真の機会を与えることを確実にすることによってこの成果をもたらす決意である」

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://europa.eu/rapid/press-release_MEMO-12-930_en.htm?locale=en

Mr Karel DE GUCHT, Member of the European Commission. Credit "The Council of the European Union" (C)EU, 2012. URL