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欧州委員会、2013年の業務計画を採択

EU News 507/2012

2012/10/23
ブリュッセル
IP/12/1131

<日本語仮抄訳>

欧州委員会のジョゼ・マヌエル・バローゾ委員長は、9月12日に施政方針を発表した際に、欧州連合(EU)の野心的な将来像を提示した。何よりも重要なことは今なお、EUを持続的成長の軌道に戻すことである。これが現在我々に課された第一の職務であり、斬新な考え方といくつかの主要政策分野に限定した的確な行動が必要となる。本日採択された欧州委員会の2013年の業務計画(CWP)は、欧州委員会が来年以降、どのようにしてこの目標に向かっていくかを示している。

CWPは、7つの主要分野におけるEUの目標を要約し、現在何が不足しているかを示している。その上で欧州委員会がどのようにこれらの目標を達成するかを説明している。すなわち、既に実施が決まっている主要政策の推進、新たな政策の提案、そして効果的な実施により改革の利益が欧州市民に確実に届くようにすることである。

新たな施策に関し、CWPには2013年および2014年前半に提案予定の約50もの新しい試みが盛り込まれた。主要法案の提出については、現在の欧州議会の任期が2014年に満期を迎えることに留意する必要がある。7つの主要政策分野における具体的な課題に対応するための新しい施策は以下の通りである。

 

  • 真の経済通貨同盟(EMU): 金融部門の安定性、透明性、消費者保護の向上のための、特に真の経済・通貨統合に向けた青写真に基づくさらなる法整備
  • 単一市場および産業政策を通じた競争力の強化: 付加価値税やインボイシングといった分野における企業のコスト削減、競争力に対する障害の除去および研究における官民協力を通じた主要成長産業の支援
  • 競争のために連結を――未来のネットワークを今構築: エネルギーの自由化、ブロードバンドなどのインフラへの投資の促進、および欧州の運輸や物流の近代化を通じたネットワークの最新化
  • 雇用のための成長――インクルージョンと卓越性:公共職業安定サービスなどの分野における失業者に対する実用的支援の強化および社会的インクルージョンに対するEUとしての最大限の支援
  • 競争力向上のための欧州の資源のより良い活用: 2030年までのエネルギーおよび気候変動に関する枠組み、および空気の質と廃棄物に関する目的別の行動により、持続的成長に極めて重要な長期的展望を構築
  • 安全な欧州の確立: EUの経済的利益を守るための欧州検察機関を通じた司法の強化、銃器の流通対策による安全の強化、および「欧州市民年」における市民権の強化
  • 規模相応の役割――世界を舞台にしたEU: 新たな世代の通商協定を通じたEUの利益や価値の推進、近隣諸国における的を絞った行動および世界最大の開発協力パートナーとしてのミレニアム開発目標の推進

 

原文はこちらをご覧下さい(英語):
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-12-1131_en.htm?locale=en