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アディス・アベバにおけるスーダンと南スーダンの協定調印に関するアシュトンEU上級代表の声明

EU News 436/2012

2012/09/27
リュッセル
A 425/12

 

<日本語仮訳>
キャサリン・アシュトン欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は本日、以下の声明を発表した。

「本日、アディスアベバにおいてスーダンと南スーダンが協定に調印したことを心より歓迎する。両国にとって歴史的な前進を意味する動きだ。ここにいたる過程において、両政府が示した指導力と互譲の精神を称えたい。これからは、双方が遅延なく同協定を実施することが極めて重要である。特に重要であるのは、両国の経済の活性化と、一般国民の生活改善のために、石油の流通を開始し、国境を越えた貿易を再開することである。治安体制に関する協定は、合同国境検査監視ミッションの配備を通して、国境地域の安定化の加速にもつながる。EUは、いつでも同協定の実施を支援する用意ができている。

本日の合意は偉大な業績であるが、まだいくつかの解決すべき課題が残っている。アブイェイ地区の帰属問題の解決は、 アフリカ連合(AU)工程表と国連安保理決議2046における重要な要素である。私は、AUハイレベル実施パネルから、AU平和安全保障理事会に対し、この問題を前進させるべきとの勧告が示されることを期待している。また、論議と帰属問題の対象となっている国境地域に対応するための手続きが早期に合意されることを望む。

南コルドファンと青ナイル州において紛争が継続していること、またその帰結としての人道的状況を、深く憂慮している。その戦闘により、極めて大規模な人的犠牲が発生している。国際的人道組織が、戦闘により動けなくなっている人々に緊急援助物資を届けることができるようにすることが、不可欠である。スーダン政府とスーダン人民解放軍北部が直ちに無条件で直接交渉を開始し、敵対の中止に合意し、被害を受けているすべての人々へ人道援助を届けることへの約束を再確認するとともに、国連安保理決議2046に基づき、紛争の永続的な政治的解決を見出すことを、強く要請する。

ムベキ、ブヨヤ、アブバクルの諸前大統領に対し、当事者をこの時点まで動かすための強い決意と尽力に敬意を表する。また、エチオピアの故メレス・ゼナウィ首相と同国の果たした極めて重要な貢献に賛辞を贈る」

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://www.consilium.europa.eu/uedocs/cms_data/docs/pressdata/EN/foraff/132621.pdf