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EU理事会、持続可能ではない漁業に対する措置を採択

EU News 431/2012

2012/09/25
欧州連合理事会
ブリュッセル
14092/12 PRESSE 392

<日本語仮訳>
欧州連合(EU)理事会は本日、欧州議会第一読会(39/12)を受けて、漁業資源保護を目的とし、持続可能ではない漁業を容認している諸国にかかる措置を規定する規則を採択した。ドイツとデンマークの代表団は棄権した。同規則は、EUと共有する魚類資源の管理において、持続可能ではない操業を行っている第三国に対し、魚類資源を保護するための措置をEUがとることを可能にする枠組みを規定するものである。

同規則文書は、今月の欧州議会本会議において票決されており、正式な調印と官報への記載を経て発効する。

同規則が提案する仕組みは以下の内容である。

  • 当該措置を採択する権能を欧州委員会に与える
  • 提案される措置が相応であることを担保する
  • 国際法の尊重を保障する
  • 関係する第三国側の言い分を聞くとともに、その行動を是正する機会が確保される
  • 適切な是正措置が採択された場合には、当該措置を瞬時に打ち切ることを規定する

同規則の下で、以下の通商措置の採択が可能となる。

  • 共通の関心を有する資源とその関連種の資源を含み、魚類の対EU輸入に関する数量制限
  • 共通の関心を有する資源とその関連種の資源もしくはそのいずれかを捕獲する対象国の船籍を有する漁船による、EU港湾の利用制限
  • 当該第三国の船籍を有する漁船、もしくはその許可を有する漁船により捕獲された、共通の関心を有する資源とその関連種の資源もしくはそのいずれかに由来する水産品を運搬する船舶による、EU港湾の利用制限
  • 持続可能ではない漁業を容認している国の管理下で、共通の関心を有する資源の捕獲のために、EUの漁船あるいは漁業設備が利用されることを回避することを目的とするその他の制限措置

この施策により、現在北東大西洋におけるさばの資源を脅かしているような状況への対応が可能となる。

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://www.consilium.europa.eu/uedocs/cms_data/docs/pressdata/en/agricult/132549.pdf