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ロシアのパンクバンド「プッシー・ライオット」のメンバーに対する判決を受けたアシュトンEU上級代表の声明

EU News 382/2012

2012/08/17
ブリュッセル
A 370/12

<日本語仮訳>

キャサリン・アシュトン欧州連合(EU)外務安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は本日、以下の声明を発表した。

「パンクバンド『プッシー・ライオット』のメンバーであるナジェージダ・トロコンニコワ、マリア・アリョーヒナおよびエカチェリーナ・サムツェビッチの裁判において、ロシアのハモヴ二チェスキー地区裁判所が下した判決に深く失望している。

今般の判決は行為に対し不釣り合いである。裁判前の拘置期間中におけるメンバーの乱暴な扱いや裁判中の不正行為といった報道と合わせ、ロシアが公正で透明性の高い、独立した司法手続きという国際的義務を尊重しているのか、重大な疑問を抱かせる。この判決はまた、表現の自由の尊重というロシアの国際的義務にも反している。今回の事件は最近のロシア連邦における政治的動機による脅迫や反対派活動家の告発の急増に加えられるものであり、この傾向にEUの懸念は増大している。人権と法の支配の尊重はEU・ロシア関係には不可欠のものである。

幼い子を持つ2人の母親を含む3人の若い女性を、物議を醸したにしても、平和的な意見の表現のために禁固2年に処することは極めて問題である。今般の判決が見直され、ロシアの国際的約束に準じた形で破棄されることを期待したい」

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://www.consilium.europa.eu/uedocs/cms_data/docs/pressdata/EN/foraff/132192.pdf