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ベラルーシに関する政治・安全保障委員会の会合を受けたアシュトン上級代表の報道官の声明

EU News 378/2012

2012/08/10
ブリュッセル
A 366/12

<日本語仮訳>

キャサリン・アシュトン欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長の報道官は本日、以下の声明を発表した。

8月3日にアシュトン上級代表が発表した声明を受けて、本日政治・安全保障委員会(PSC)が会合を開き、スウェーデン大使の国外追放および同大使館の他の館員の外交官身分の剥奪というベラルーシ当局の措置について、同国の状況を協議した。

EU加盟国は、アシュトン上級代表がベラルーシのこの決定に対する深い懸念を表明した8月3日の声明への全面的支持を表明した。

また、EUが2012年10月31日までにベラルーシに対する制裁措置の見直しを予定していることに留意し、EUの対ベラルーシ関係および市民社会への継続的抑圧、政治犯の処遇、来たる議会選挙の実施のあり方といった同国内の動向をより広い観点から評価する中で、同国が引き起こした現下の外交的危機に起因する事態の推移も勘案することで合意した。

加盟国はまた、最近実施された恩赦において、残存する政治犯が一人も釈放されなかったことについて失望を表明した。政治犯の収監状況に対する強い懸念を依然として有しており、その即時釈放と完全な名誉回復を再度求めた。

EU加盟国は、ベラルーシのこのような行動は、EUと同国との政治対話にかかる状況に影響を及ぼしていることに留意し、今後ベラルーシとの政治的交流の制限を考慮してしかるべきとの見解に合意した。さらに、ベラルーシの大使を各国外務省および欧州対外行動庁(EEAS)に召喚し、この点に関するEUの立場を伝えることに合意した。

EU加盟国は、特に民主主義、人権、法の支配という欧州の価値観の堅持と、ベラルーシとの近代化に関する対話に対する決意を強調した。そして、ベラルーシの市民社会と民主化推進者への関与と支援を継続する希望を表明するとともに、欧州委員会とEEASに対し、この問題に関する具体的措置を早急にPSCに報告することを求めた。

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://www.consilium.europa.eu/uedocs/cms_data/docs/pressdata/EN/foraff/132159.pdf