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反トラスト:欧州委員会、Visaに対し補完的異議告知書を送付

EU News 366/2012

2012/07/31
ブリュッセル
IP/12/871

<日本語仮抄訳>

欧州委員会は、Visaに対し、同社が設定した多国間交換手数料(multilateral interchange fee=MIF)に関し、欧州連合(EU)の反トラスト(独占禁止)法に違反する疑いがあるというさらなる懸念があることを知らせた。いわゆる「補完的異議告知書(SSO)」は、同社が欧州経済領域(EEA)内において消費者の支払い用クレジットカードで行われる取引に対して設定した手数料に関するものである。同手数料は、同社のカードを受け入れるために小売業者が支払う総額の重要な部分であり、小売業者の最低価格を設定する。

欧州委員会の予備的見解は、これらの手数料は銀行間の競争を制限し、カルテルおよび制限的商慣行を禁止するEU反トラスト法に違反するとしている。現段階では、欧州委員会としては、Visaの手数料が商店主と消費者を利する効率性を生み出すために必要で、そのために競争法の適用除外の対象となりうるとの考えに疑問を持っている。この補完的異議告知書の送付は、捜査の結果を予断するものではない。

原文はこちらをご覧下さい(英語):
http://europa.eu/rapid/pressReleasesAction.do?reference=IP/12/871&format=HTML&aged=0&language=EN&guiLanguage=en