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シリア・フレンズ会合を受けたアシュトンEU上級代表の声明

EU News 315/2012

2012/07/06
欧州連合
ブリュッセル
A309/12

<日本語仮訳>

キャサリン・アシュトン欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は本日、次の声明を発表した。

「本日パリで開催されたシリア・フレンズ会合に出席した。これほど多くの国や機関から圧倒的な反響があったという事実は、国際社会がシリアの悲劇的な状況が引き続き悪化する中、同国の人々を支援しようと強い決意を持って取り組んでいることを示している。暴力が拡大しており、死傷者数は想像を絶する域に達している。全面的な内戦状態となる危険性はこれまで以上に高まっている。

抑圧の残忍さの責任は明らかに政権側にある。政治犯を釈放し、軍や重火器を都市部から撤退させる代わりに、アサド政権は今なお罪のない民間人を砲撃し続けている。

紛争がこれ以上軍事化すれば、シリアの人々のみならず、地域全体に深刻な影響を及ぼすだろう。最も大きく、大変な負担を強いられている隣接諸国への深刻な影響はすでに現れている。我々は、これらの国々を引き続き支援していく。

私はまた、6月30日にジュネーブで開かれた連絡調整グループの会合にも出席した。その結果、シリア主導型の民主制移行のための具体的なロードマップ(行程表)について合意が得られ、これについて進展を図るべくコフィ・アナン国連・アラブ連盟特使が委任を受けた。アナン特使は、極めて困難な任務を与えられた。今後我々が一団となって、その遂行を確保し、シリア政権への圧力を高めていかねばならない。国際社会のまとまりと結束力が不可欠だ。だからこそ、国連安全保障理事会は直ちに行動を起こし、アナン特使の和平計画と、国際的な制裁を含めて、ジュネーブで合意されたロードマップの実施を求めなければならないのである。

シリアの人々の人道状況は悪化しており、我々は、支援を必要とする者に届けるための取り組みの第一線に立ち続ける。依然として最大の問題は、アクセスが不足していることである」

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://www.consilium.europa.eu/uedocs/cms_data/docs/pressdata/EN/foraff/131577.pdf