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国際刑事裁判所ローマ規程発効10周年に際したアシュトンEU上級代表の声明

EU News 305/2012

2012/07/01
ブリュッセル

<日本語仮訳>

本日、国際刑事裁判所ローマ規程発効10周年を祝す。ローマ規程は、世界中の極悪な残虐行為の犠牲者に対する約束である。すなわち、これらの犠牲者に正義がもたらされるという約束、そして、責任の所在を明確にすることで、社会が暴力から抜け出して平和へと向かい、無法状態から法の支配を尊重する社会へと移行できるようにするという約束である。

国際刑事裁判所は設立以来、国際刑事司法の主要な場としての地位を確立してきた。これまで15の案件が同裁判所に付託されており、そのうち6件が現在裁判の段階にある。同裁判所は本年、初の判決を下した。ローマ規程締約国数はここ10年の間で急速に増えており、今日では121カ国となっている。

欧州連合(EU)は、なるべく多くの国がローマ規程を締約することを奨励している。というのも、国際刑事裁判所が十全に機能するためには、世界各国の加入が不可欠だからである。最も凶悪な犯罪の加害者が刑罰を免れる状況に終止符を打つべく、EUは、ローマ規程の整合性を維持し、国際刑事裁判所の独立性そして同裁判所の有効かつ効率的機能の支援、また、裁判所内の協力を擁護することに全力を注いでいる。EUは、また、犯罪に対する免責を許さないようにする中で各国の司法制度と国際刑事裁判所の効率的な相互作用を促進することにより、ローマ規程が定める補完性の原則の実施にも取り組んでいる。

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://www.consilium.europa.eu/uedocs/cms_Data/docs/pressdata/EN/foraff/131444.pdf