ホームニュース・出版物ニュース2012> ユーロ圏首脳会合の声明

ユーロ圏首脳会合の声明

EU News 300/2012

2012/06/29
ブリュッセル

<日本語仮訳>

  • 我々は、銀行と国家財政の間の悪循環を断ち切ることが重要であることを確認する。欧州委員会は近日中に、第127条6項に基づく単一の銀行監督メカニズムの提案を行う。我々は欧州連合(EU)理事会に対し、これらの提案を喫緊の課題として取り上げ、2012年末までに検討することを要請する。欧州中央銀行(ECB)が関与する有効な単一の監督メカニズムが設立された後、欧州安定メカニズム(ESM)は通常の決定を経て、ユーロ圏の銀行に対し直接増資を行うことが可能になる。これには、EUの国家補助に関する規則との整合性を含む、機関ごと、部門ごともしくは経済全般に対する、覚書により正式に決定される適切な条件の付与を要する。ユーログループは、適切に機能しているアイルランドの調整計画の持続性を向上させるべく、同国の金融部門の現状調査を行う。同様のケースも平等に扱われよう。
  • 我々は、スペインの銀行部門の増資のための金融支援に添付される覚書の早期締結を求める。この支援は、ESMが発足するまで欧州金融安定基金(EFSF)が行い、その後は、優先的な扱いを受けることなくESMに移行されることを再確認する。
  • 我々は、ユーロ圏の金融安定を確保するための必要措置をとるという強い決意を確認する。特に、欧州半期(European Semester)、成長・安定協定およびマクロ経済不均衡是正手続きに基づく国別勧告やそれぞれの予定表を含むその他の約束を遵守している加盟国のために市場を安定させるため、現存のEFSFおよびESMを柔軟かつ効率的に駆使する。これらの条件は覚書に反映されるべきである。我々は、ECBがEFSFおよびESMの代理人として市場操作を有効かつ効率的に行うことに同意したことを歓迎する。
  • 我々はユーログループに対し、これらの決定を2012年7月9日までに実施に移すことを求める。

 

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://www.consilium.europa.eu/uedocs/cms_data/docs/pressdata/en/ec/131359.pdf

European Council - Family Photo 28/06/2012. Credit: "The Council of the European Union" URL