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ユーログループによる声明

EU News 291/2012

2012/06/27

<日本語仮抄訳>

ユーログループは、スペイン政府がユーロ圏加盟国に対し金融支援を要請したことを歓迎する。また、同国の金融機関の資本増強を目的とした欧州金融安定基金(EFSF)と欧州安定メカニズム(ESM)の融資適格条件が満たされたとの欧州中央銀行(ECB)、欧州銀行監督機構(EBA)および国際通貨基金(IMF)と連携した欧州委員会の評価を歓迎する。これに基づき、ユーログループはユーロ圏の金融安定を守るため、スペインを支援することは妥当であると考える。

ESMが発足するまで、EFSFが支援を行い、その後はESMに移される。スペイン当局が外部評価者に委託した診断結果によると、同国の金融部門全体が必要とする追加資本は現在510億から620億ユーロの間であると推定される。この額に余裕を持ち、また今後実施されるECB、EBA、IMFと連携した欧州委員会の査定を条件とした資本金需要額はユーログループが提供する用意があると示した最大1,000億ユーロの範囲内に優に納まる。

現行のEFSF/ESM手続きに従い、具体的支援額は既に開始された個別金融機関の査定の積み上げによって最終決定される。欧州委員会は、ECB、EBA、IMFと連携し、この金融支援に伴う必要な政策的条件に対する提案を行う。同提案には、欧州連合(EU)の国家補助規則に沿った再編計画やスペインの金融部門の横断的構造改革といった具体的な改革が含まれる。スペイン当局と合意が得られた後、ユーログループは各国の国内手続きに則り金融支援を承認する。

支援金はスペイン政府の代理としての銀行再編基金(FROB)が受け取り、関係する個別金融機関に提供する。スペイン政府は同支援に対し完全な責任を負い、覚書および金融支援基金協定に署名する。

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://www.consilium.europa.eu/uedocs/cms_data/docs/pressdata/en/ecofin/131309.pdf