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セミナー開催のご案内: "ERC goes Global- Its Funding Principles and Granting Mechanism for Top Researchers outside EU - " (ERC先端基礎研究助成セミナー)

EU News 268/2012

2012/06/20

この度欧州連合代表部は下記の日程で、欧州連合の先端基礎研究の研究助成を担っている「欧州研究会議(ERC:European Research Council)」のディングウェル事務局長(Prof. Dingwell)を迎えて、ERC先端基礎研究助成セミナーを開催することになりました。

ERCの助成金で欧州で先端的基礎研究をしてみたい研究者の方々は、是非、セミナーに参加されて、その可能性についてお考えください。対象は、ポスドク以降の若手の方々(Starting Grants)や、すでに実績を積まれている研究者の方々(Advanced Grants)です。分野は、自然科学に限らず、社会科学・人文科学も対象であり、研究者がテーマを決めて応募することが出来ます。

また、昨年発効されました日-欧州連合の科学技術協力協定に伴って、EUの第7次研究枠組計画(FP7)(*下記【セミナーの背景】参照)への日本の研究者の方々の参加が増える共に、日-欧州連合間での共同公募等が行われてきております。日本の研究者の皆様でFP7への参加についてや、日欧共同公募等について解説をいたしますので、欧州の研究者・機関との研究協力を考えておられる方々も是非ご参加ください。

セミナーは大阪・つくば・東京の3会場で行います。詳細プログラムおよび会場については添付のファイル(英文のみ:PDFファイル)をご覧ください。

セミナーはすべて英語で行います。

1.大阪会場:7月2日15:00~16:30 於大阪大学中之島センター

2.つくば会場:7月3日10:00~11:30 於筑波大学大学会館国際会議室

3.東京会場:7月3日14:30~16:30 於駐日欧州連合代表部講堂

 

事前登録

delegation-japan-st(at)eeas.europa.eu * まで、氏名、所属、肩書、電子メールアドレスを「英文」でご記入の上、お送りください。またメールの表題に必ず参加希望会場名を「Registration: Tsukuba」のように、明記してください。 (*(at)の代わりに”@”を使用してください。)

会議場の定員を上回った場合は、その旨のメールを差し上げますが、その以外の場合は、特に、登録確認のメールを差し上げませんので、当日、「名刺」もしくは「登録申込メール」をご持参の上、会場にお越しください。

 

セミナーの背景

欧州連合研究枠組計画と日・欧州連合研究協力

欧州連合では、EU加盟国間の共同研究、EU全体の研究ポテンシャルをあげるために、研究枠組計画(Framework Programme for Research:FP)を1984年から行ってきております。第一次(FP1)から始まり、現在は第七次(FP7:2007-2013)になっており、2014年からはHorizon2020として2020年までの7年間のプログラムを準備中です。このFPでは、EU加盟国27カ国だけでなく、Associated Countries(関連国)として、スイス、ノルウェーなど14カ国も、参加しております。また、第六次(FP6)からは、世界中に門戸を開き、多くの国からの参加も歓迎しておりました。第七次(FP7)からは、第三国からの参加を積極的に推進しており、日本の研究者の参加も増えております。また、日本政府とは、昨年3月に科学技術協力協定を調印し、定期的な研究協力の対話を昨年より始めております。FP7では、協定を締結した国とは、通常のプロジェクトへの参加のほかに、共同公募やマッチングファンドの仕組みを行っており、経済産業省、総務省、NEDO、JST、NICTのファンドを通じて、FP7へ参加した日本の研究者が、資金を得るような仕組みを日本政府と進めてきております。

FP7についての詳細は:http://cordis.europa.eu/fp7/home_en.html

当代表部科学技術部の活動(FP7を中心として)は:http://www.euinjapan.jp/relations/science-research/

をご参照ください。

 

先端基礎研究(”IDEAS” programme)プログラム

FP7は、大きく四つのプログラム「COOPERATION(協力)」(共同研究)、「IDEA(アイディア)」(先端基礎研究)、「PEOPLE(人材)」(人材交流)、「CAPACITIES(可能性)」(インフラ、中小企業などその他の科学・技術共同研究)から構成されております。この中で、IDEASプログラムは、先端基礎研究が対象となります。このプログラムを推進するために、欧州連合では、European Research Council(ERC:欧州研究会議)を設立し、科学者が中心になって、全体の推進方針を欧州委員会(EC:European Commission)と共に決めており、公募からプロジェクトの管理まで、すべてを担当しております。詳しいことは、そのホームページをご覧ください( http://erc.europa.eu/ )。このIDEAでは、世界中のどの国の研究者も応募でき、公募で選ばれた個々の研究者が、自分の望む研究所でチームを率いて研究を行うことが出来ます。社会科学等を含む科学・技術のすべての分野が含まれ、自分で応募テーマを決めることが出来ます。この公募の大きな枠組に、若手研究者を対象としている枠組("STARTING GRANTS")と、すでに経験を積まれている研究者を対象にした枠組(”ADVANCED GRANTS”)があります。この両方の枠組共に、実際に、日本の研究者も選ばれ、研究活動をしております。

 

問合せ先

駐日欧州連合代表部科学技術部 木村彰 akira.kimura(at)eeas.europa.eu