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6月18-19日にモスクワにおいて行われたイランとの協議を受け、E3+3グループ(仏、独、英、米、露、中)を代表して、アシュトン上級代表が以下の声明を発表

EU News 265/2012

2012/06/19
欧州連合理事会

<日本語仮訳>

イスタンブールとバグダッド同様、E3+3グループはあくまでも結束して、イランの核開発プログラムに関する国際社会の懸念に対し、NPT (核不拡散条約)と、イランによるUNSG(国連安保理)およびIAEA (国際原子力機関)理事会決議の完全実施に基づき、外交的解決を速やかに実現する姿勢でいる。

E3+3は、ウランの20%濃縮の中止、フォルド核施設の閉鎖、20%濃縮核燃料の備蓄の搬出、最初の信頼醸成策として我々が実施をしようと考えている相互的行動など、バグダッドで打ち出された均衡的提案を再提示した。我々は、前進するための、またイランによる具体的行動に対応する用意ができていた。

イランは、バグダッドにおいて示されたE3+3の提案の要素に応答した。それに対して、E3+3側もイランが提起した問題点に対し、完全かつ包括的な回答を提供した。

詳細で困難かつ忌憚のない協議において、お互いの立場を示した。5回の全体会合と数回の二国間での会議を経て、最重要課題への取り組みを開始した。しかしながら、双方の立場の内容には大きな違いが存在していることに変わりはない。

その中で我々は、以下の合意に達した。

  • 早々に後続の技術的会合を7月3日にイスタンブールで開催し、E3+3提案に関するより明確な説明を行ない、イランの回答に関するE3+3の理解を向上するとともに、当該会合においてイランから提起された問題点を精査する
  • それに引き続き、EUのシュミット局長とイランのバゲリ博士による次席級協議を実施する
  • その後、私が直接にジャリリ博士と、政治レベルにおいて将来の会合の見通しを協議する

 

選択するのはイラン側である。イランが外交を機能させ、具体的な信頼構築のための合意の達成に力を傾注し、国際社会の懸念に対応する決定を下すことを期待する。

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://www.consilium.europa.eu/uedocs/cms_data/docs/pressdata/EN/foraff/131067.pdf