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欧州議会議員、日・EU間の通商交渉のEU自動車市場への影響を懸念

EU News 252/2012

2012/06/13
欧州議会

<日本語仮訳>

欧州議会議員は6月13日(水)、現在検討されている日本との自由貿易協定が欧州の自動車産業に悪影響を及ぼし得るとの懸念を表明した。大多数によって採択された決議をもって、議員は欧州連合(EU)理事会に対し、欧州議会によって承認されなければならない同協定に向けての議会側の提案が提出されるまで正式交渉を開始しないよう求めた。

日本と締結しうる協定の範囲について行われた協議について議会に報告した通商担当のカレル・ドゥ・グヒュト欧州委員との討議の中で、議員は日本側が自身の公共調達、医薬品および特に自動車市場に存在する非関税障壁を撤廃する準備があるのか、疑念を呈した。

討議の中で議員側から、昨年日本の非関税障壁に対応するための行程表の提示を求めたことを指摘し、二者間の通商協議の現状に関する欧州委員会の報告書では懸念が払拭されていないと指摘があった。しかしながら、世界第3位の経済規模を有する日本とより緊密な通商関係を築く機会と、そのような関係が欧州における雇用創出と成長をもたらし得る可能性を逃すべきではないことについて合意を得た。

議会は賛成517票、反対74票(棄権89票)でEU理事会に対し、議会の立場を表明するまで通商交渉の開始を許可しないよう求めることとした。

REF: 20120613IPR46762

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://www.europarl.europa.eu/news/en/pressroom/content/20120613IPR46762/html/EU-Japan-trade-talks-MEPs-fear-for-EU-car-market