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28/04/2017
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欧州委員会、全ての移民・難民児童保護のための最優先策を提示

EU News 76/2017

2017/04/12
ブリュッセル

<日本語仮抄訳>

過去2年間、欧州連合(EU)に到着する移民・難民の子どもの数が増加を続けており、その多くが同伴家族がいない。

EUとその加盟国の法律は、強固な保護制度を規定しているが、最近の到着数の急増により、各国の国内制度がひっ迫し、格差や欠陥が表面化している。このため、欧州委員会は本日、全ての段階において移民・難民の子どもの保護を強化するための施策を打ち出した。移民・難民の子どもがEUに到着した際には、速やかに身元を確認し、子どもにとって適切な扱いを行なうことが肝要であり、身元確認をする間も、訓練を受けた人員が子どもの支援にあたることが重要である。また、教育や医療を受けやすくするなど、持続可能な長期展望を持てるような状況を確保する必要がある。子どもの保護は、移民・難民に関する欧州アジェンダの最優先要素であり、欧州委員会としても、加盟国に対して、訓練、指導、運用支援、資金提供など、必要な支援を継続する。

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-17-906_en.htm

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