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国際女性デーに寄せる欧州委員会委員の共同声明

EU News 46/2017

2017/03/08
ブリュッセル

<日本語仮抄訳>

欧州連合(EU)は、本日、その創設当時と同様、欧州および世界中の女性と共にある。

60年前、男女平等はEUの基本的価値の一つとしてローマ条約に記された。当時、欧州の同一労働同一賃金の原則へのコミットメントは世界でもユニークなものであった。それ以来、EUは、あらゆる面で、先頭に立ち続け、目に見える進歩を遂げてきた。われわれは、差別および性別に基づく暴力との闘いにおいて女性の権利を護り、女性に力を与えるために飽くなき努力を続けている。

2017年、今までになく、より多くの女性が働き、大学を卒業し、より多くの女性が政界または欧州企業のトップとして活躍している。欧州委員会では、女性が全職員の55%を占めている。しかし未だ、EUでは、あまりにも多くの女性、特にシングルマザーが経済的自立に至れず苦しんでいる。EUにおける女性の雇用率は、2016年過去最高の65.5%となったものの、男性の77%とは、未だ大きな隔たりがある。

欧州の内外双方でまだ多くの取り組みが必要だ。女性は、しばしば、紛争下、移民・難民や避難民として、また貧困、気候変動の厳しい状況下においては、最もぜい弱である。加えて、現在の移民・難民問題の文脈において、EUに到着する人身取引の被害者としての女性の人数が急激に増加している。

女性に対する不寛容と蔑視は、インターネットの臆病な匿名性の裏のみならず公共の場においても表われている。女性の権利に対する攻撃は増加している。あまりにも多くの欧州市民が未だに同意のない性交渉は正当化できると考えている。女性はまた、とりわけ世界の紛争地域においては、差別や暴力の前線に立たされている。

しかし、女性はしばしば最初に解決を見出し、困難な中においては立ち直る力を求め、彼女らの国の将来に対するビジョンを持っている。であるからこそ、EUは、最も困難な状況下にあるアフガニスタンやシリアなど、世界中の女性組織と関わり続けるのである。

フランス・ティーマーマンス第一副委員長
フェデリカ・モゲリーニEU外務・安全保障政策上級代表兼副委員長
ギュンター・エッティンガー予算・人的資源担当委員
ヨハンネス・ハーン欧州近隣政策・拡大交渉担当委員
ネベン・ミミツァ国際協力・開発担当委員
ディミトリス・アヴラモプロス移民・内務・市民権担当委員
マリアンヌ・ティッセン雇用・社会問題・技能・労働力の移動担当委員
クリストス・スティリアニデス人道援助・危機管理担当委員
ヴェラ・ヨウロヴァ法務・消費者・男女平等担当委員

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原文はこちらをご覧下さい(英語)。
https://eeas.europa.eu/headquarters/headquarters-homepage/22100/joint-statement-occasion-international-womens-day-2017_en

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