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イランとの包括的共同計画履行1周年を迎えたモゲリーニEU上級代表の声明

EU News 07/2017

2017/01/16
ブリュッセル

<日本語仮抄訳>

フェデリカ・モゲリーニ欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は、以下の声明を発表した。

「1月16日は、EU、中国、ドイツ、フランス、ロシア、英国、米国とイランの間で合意された包括的共同行動計画(JCPOA)の履行1周年にあたる。履行期間の開始から1年がたった今、全ての関係国にとって同作業計画が有益であることが、明確になっている。

この1年間を通して、JCPOAの参加諸国は、合意内容の遵守と履行に対する強いコミットメントを示してきた。その真摯な姿勢は、イランが、あくまでも平和目的に限定された民生用核開発プログラムを堅持することについて、国際社会に安心を与えるものである。同時に、イランの政府と国民に対しても、重要かつ力強いメッセージとなっている。

イランが、核開発に関する公約を果たしていることは、国際原子力機関(IAEA)の4つの報告書によって確認されている。今後これは、強化された国際的な非拡散計画にとって、重要な柱を成すものである。また、国連、EU、米国は、同合意で約束したとおり、それぞれの核開発に関する経済制裁を解除している。その結果、イランとの相互貿易と投資の量が急増している。これは、生活水準の向上へとつながり、全ての側に便益をもたらす。JCPOAの存続期間を通して、履行を徹底することが、極めて重要であることに変わりはない。EUは合同委員会の作業における調整役であり、その役割を実際に果たしている上級代表を通して、EUのこの目標への強固なコミットメントを再度明示している。全ての当事国が、公約の徹底した履行を進めることが、信頼の醸成とJCPOAの強化を継続し、包括的かつ遠大な合意にはつきものである障害を克服するために、最善の道である。

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原文はこちらをご覧下さい(英語)。
https://eeas.europa.eu/headquarters/headquarters-homepage/18609/statement-federica-mogherini-first-anniversary-implementation-jcpoa_en