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欧州委員会、ポーランド情勢に関する法の支配見解案を議論

EU News 167/2016

2016/05/18
ブリュッセル

<日本語仮抄訳>

欧州委員会は本日、1月13日以来、フランス・ティーマーマンス第一副委員長が、ポーランドの憲法法廷の状況について同国当局と続けてきた集中的な対話の現状について、同副委員長からの説明を受けた上で、同国における法の支配について討議した。欧州委員会は、現状の評価を体系化し正式なものにした「法の支配見解」案を精査し、ティーマーマンス第一副委員長に対し、5月23日までポーランド当局が欧州委員会の懸念を解消するための相当な進捗がない場合、同日にこの見解を採択する権限を与えた。

法の支配は、欧州連合(EU)の基礎となる共通価値の一つであり、EU条約第2条に明記されている。欧州委員会は欧州議会とEU理事会と併せ、諸条約の下で、EUの基本価値としての法の支配の尊重を確保し、EUの法律・価値・原則が尊重されることを確実にする責任がある。

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-16-1828_en.htm?locale=en