EU、対外行動を通じた難民支援の向上を目指す
EU News 145/2016
2016/04/26
ブリュッセル
<日本語仮抄訳>
欧州委員会は本日、長期的な危機においてどうすれば自身の対外行動が難民や避難民に最大の支援となりうるかについて、新たな戦略的ビジョンを提示した。「尊厳ある命:援助依存から自助自立へ」と銘打ったコミュニケーション(政策文書)で示されたこの新たな考え方の目的は、難民や避難民が緊急人道支援のような援助のみに頼ることを防ぐことにある。これらの人々が、居住国においてより自立できるような方法を検討している。
今回の提案は、危機が長期化していることが背景にある。6年目に突入したシリア危機が好例である。世界を見渡せば、自分の住居から、場合によっては何十年も追われている人々が6,000万人以上いる。
本日のコミュニケーションで示された政策枠組みは、2016年5月23、24両日に開催される世界人道サミットにおける欧州連合(EU)の貢献の主要部となり、持続可能な開発目標(SDG)の実施に貢献しよう。
原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-16-1585_en.htm