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28/04/2017
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EUのホーガン農業・農村開発担当欧州委員、来日

EU News 124/2016

2016/04/14

フィル・ホーガン欧州委員会農業・農村開発担当委員が4月20日から25日まで来日し、東京都内での複数の会合のほか、欧州連合(EU)を代表して新潟市で開催される主要国農相会合(G7新潟農業大臣会合)に出席します。

日程前半には、欧州の農産食品にかかわる45の企業・団体からなる代表団が、それぞれの農産品や食材を紹介し、日本市場への参入機会を求めるために来日、ホーガン委員に同行します。

東京滞在中、ホーガン委員は、日本の政治・行政・産業各界の関係者と共通の関心事項について会談する予定です。

来日を前にホーガン委員は、「日本の食品市場の現状、消費者の習慣と期待するもの、そして特に高品質を求める熱意について、実際に理解する機会を得られることを嬉しく思う。欧州は、最も要求が高いと同時に好奇心の強い消費者を満足させる高品質な農産品を幅広く提供している。効率的な政策を通じて将来世代に対しても農業の持続可能性を保証する、という日本とEU共通の課題への取り組みは、森山裕農林水産大臣と意見交換をしたいテーマの一つである。また、G7議長国である日本が設定した野心的な議題についても、建設的な貢献ができると思う」と述べています。

日本は2015年にはEUにとって5番目の農産品・農産加工品の輸入国で、EUの総農業関連輸出の4.1%を占めています。農業分野のEUの主な対日輸出品は、豚肉、ワインとスピリッツ、チーズ、チョコレートと砂糖菓子類、およびその他農産加工品です。日本からEUへの農産品輸出については、主にスープやソース類、野菜製品(野菜の種)および食料品・穀類調製品が挙げられます。日本とEUは、2013年以降、自由貿易協定(経済連携協定)に向けた交渉を行っています。

この来日の機会を捉え、下記の2つの記者向けイベントを開催します。

- 「Tastes of Europe レストラン・ウィーク」記者発表会 -
日時:        4月20日(水)19:30より(受付開始19:15)
場所:        パレスホテル 2階「橘」 (千代田区丸の内1-1-1)

- 記者会見 -
日時:        4月21日(木)13:30より(受付開始13:15)
場所:        ANAインターコンチネンタル東京 地下1階「オーロラ」(港区赤阪1-12-33)
言語:        日英通訳あり

上記イベントは報道関係者を対象としたものです。出席を希望される方は、駐日EU代表部広報部までお申し込みください。申し込み締め切り: 4月18日(月)17:00

 

問い合わせ先:
小関真理       Tel: 03-5422-6034 / Mari.Koseki@eeas.europa.eu
末常美和子    Tel: 03-5422-6035 / Miwako.Suetsune@eeas.europa.eu