欧州委員会のハイレベル代表団、イランを訪問
EU News 123/2016
2016/04/13
ブリュッセル
<日本語仮抄訳>
4月16日に、フェデリカ・モゲリーニ欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は、欧州委員会のハイレベル代表団を率いてイランを訪問する。同代表団にはエルジビエタ・ビェンコフスカ域内市場・産業・起業・中小企業担当委員、ヴィオレタ・ブルツ運輸担当委員、ミゲル・アリアス・カニェテ気候行動・エネルギー担当委員、カルロス・モエダス研究・科学・イノベーション担当委員、ティボル・ナヴラチチ教育・文化・青少年・スポーツ担当委員、クリストス・スティリアニデス人道援助・危機管理担当委員およびカルメヌ・ヴェッラ環境・海事・漁業担当委員が参加する。
モゲリーニ上級代表は欧州委員の一行とともに、さまざまな分野においてイランとの協力の可能性を探る。今回の訪問は、EU・イラン関係の改善と拡大の可能性を提供した、2015年7月にウィーンで合意された包括的共同行動計画(JCPOA)を受けたものである。JCPOAが2016年1月に実施に移されたのを受け、この訪問が実現した。
EU代表団は、経済関係、エネルギー、環境、移民、麻薬、人道援助、運輸、市民保護、科学、民生用原子力協力および文化といった、関与と協力の可能性のある分野について協議する。また、より広範には、地域情勢や人権問題も議題の一部として取り上げられる。
原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-16-1366_en.htm?locale=en