ベラルーシにおける新たな死刑判決に関するEU報道官の声明
EU News 55/2016
2016/02/17
ブリュッセル
<日本語仮訳>
「2016年2月16日、ミンスク地方裁判所が、セルゲイ・フメロフスキー氏に死刑判決を下した。同氏の控訴権は完全に保証されなければならない。
この死刑判決は、深刻な犯行に対して下されたものであり、犠牲者のご遺族およびご友人に、心底より弔意を表する。
欧州連合(EU)は、残忍な刑罰であり、抑止としての効果を発揮し得ていない死刑の使用に反対する。欧州諸国で、唯一極刑を今も適用しているベラルーシに対し、死刑廃止に向けた第一歩としてモラトリアム(執行停止)を導入するという世界的すう勢に、加わるよう呼びかける。そのために、死刑判決を受けている人の刑をより軽いものに変更し、ベラルーシ社会と死刑に関する国民的協議を始めることが、重要な動きとなる」
原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://eeas.europa.eu/statements-eeas/2016/160217_01_en.htm