ギリシャ、3つのEUメカニズムを発動し、難民危機に対応
EU News 365/2015
2015/12/03
IP/15/6249
ブリュッセル
＜日本語仮抄訳＞
ギリシャは本日、同国に殺到する大量の難民や庇護を求める人々への対応の一助として物資支援を受けるため、欧州連合（EU）市民保護メカニズムを発動した。ギリシャは、テント、発電機、ベッド、衛生用品および応急処置用品といった物品を求めている。任意で行われるこの物資支援は、欧州委員会の緊急対応調整センター（ERCC）が、要請に迅速に対応するべくギリシャ当局と同メカニズムに参加する他の国々と緊密に連携しつつ、調整する。
また、ギリシャは本日、同国とマケドニア旧ユーゴスラビアとの国境で、移民・難民の登録業務を支援する欧州対外国境管理協力機関（FRONTEX）の新たな活動の運営計画について、同機関と合意した。FRONTEXの追加人員は来週から派遣される。
ギリシャはさらに、エーゲ海の島々における対外国境において、即時の国境警備支援のための緊急国境介入チームの展開を正式に要請した。FRONTEXは、この要請を優先的に処理する。
11月1日以来、5万人以上もの人々がギリシャに到着した。これは、膨大な数であり、この課題に対処するギリシャ当局を支援すべく、欧州委員会は同国と緊密に連携している。
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原文はこちらをご覧下さい（英語）。
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-15-6249_en.htm?locale=en
