This site has been archived on 28 of April 2017
28/04/2017
ホームニュース・出版物ニュース2015> モゲリーニEU上級代表、ラヴロフ・ロシア外相と会談

モゲリーニEU上級代表、ラヴロフ・ロシア外相と会談

EU News 363/2015

2015/12/03
151203_02_en
ベオグラード

<日本語仮抄訳>

フェデリカ・モゲリーニ欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は本日、第22回欧州安全保障協力機構(OSCE)閣僚理事会の機会を捉え、ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外相と会談した。

両者はシリア危機について、また、ウィーンで開始された和平交渉を守り、早急に具体的な結果を出す必要性について意見を交わした。この点において、和平交渉の次の段階について協議し、特に、ウィーンで合意された行程表に則り、テロ組織のリストと、国連特使による、政権側との対話に参加する反対派の代表者について、作業を進める必要がある、とした。

上級代表とロシア外相はまた、イスラム過激派組織ダーシュ(「イスラム国〈IS〉」)の世界的脅威と、リビア危機に関して、特に挙国一致政府に対する内部合意を得るべく、国際的・地域的協力の緊急性についても話し合った。モゲリーニ上級代表は、合意形成と国連が示す行程表の必要性を、全ての関係する地域的・国際的関係者が支持することの重要性を強調した。この点において、12月13日にローマで開催される国際会議は、政治的解決に向けた真の国際的・地域的決意を示す好機となろう。両者は、この点について協力することに合意した。

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://eeas.europa.eu/statements-eeas/2015/151203_02_en.htm