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ホライズン2020

「ホライズン2020」とは?

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「ホライズン2020」とは、2014年~2020年の7年間にわたる総額800億ユーロ規模のEU研究・イノベーション枠組み計画です。このEU史上最大の研究・イノベーション資金助成プログラムは、世界に広く門戸が開かれています。優れたアイディアを研究室から市場へと持ち出すことにより、より多くの科学的解明、発見、また「世界初」につながることでしょう。ホライズン2020は、次の3つの柱――「卓越した科学」、「産業リーダーシップ」、「社会的課題」を中心に構成されています。予算の内訳は以下の通りです。

H2020 budget distribution

  • Industrial Leadership 産業リーダーシップ 170億ユーロ
  • Societal Challenges 社会的課題 297億ユーロ
  • European Institute of Innovation and Technology 欧州イノベーション工科大学院 [EIT] 27億ユーロ
  • Other その他 32億ユーロ
  • Euratom 欧州原子力共同体 [ユーラトム] (2014~2018年) 16億ユーロ
  • Excellent Science 卓越した科学 244億ユーロ

 

日・EU協力の機会

  • ホライズン2020は日本からも参加可能です。
  • 日本の優秀な研究者にとって、欧州の卓越した研究・イノベーションへのゲートウェイとなるでしょう。
  • 欧州の知見、科学的データ、世界最高レベルのインフラ、およびトップクラスの科学ネットワークへアクセスする比類なき機会を提供しています。

 

日本の研究者は、共同研究プロジェクトのコンソーシアムに参加することができます。

また、短期・長期を含め、日・EU間の研究者交流(モビリティ)は、日本とEUの研究・イノベーションパートナーシップを深める重要な推進力です。EUのマリー・スクウォドフスカ=キュリー・アクションズ(MSCA)欧州研究会議(ERC)では、優秀な研究者を対象にフェローシップや助成を提供しています。また、エラスムス・プラス(Erasmus+)を通しても、学生、教員や研究者の交流を支援しています。

科学立国であり、先進工業国である日本は、ホライズン2020の共同研究プロジェクトに参加する場合、自動的な助成対象とはなりません。すなわち、参加を希望する場合は、日本側が担当する研究部分について、自己資金もしくは日本の省庁や研究開発法人、基金による助成などを調達する必要があります。ただし、ホライズン2020における個人フェローシップや研究助成金制度の多くは、日本人研究者に助成を提供しています。

2014年~2015年のワークプログラム(WP)では、日本からの参加を特に期待する分野として、航空、ICT、宇宙科学、極地研究、食料安全保障、ナノテクノロジー、健康、先進マテリアルとその生産を挙げています。2016年~2017年のワークプログラムについては2015年秋の公開を予定しています。

ホライズン2020に参加する具体的な方法はこちらをご覧下さい。

 

ホライズン2020の専門評価員 (expert evaluator)として活躍しよう

功績ある日本の研究者やイノベーターは、EUのデータベースに専門評価員候補として登録することを奨励します。登録は無料。EUではこのデータベースを基に、プロジェクトや提案書のピアレビュー要員を任命します。選ばれた要員には、不定期の短期的任務に合わせ、日当と交通・宿泊費が支給されます。必要とされる専門分野は、ホライズン2020の公募の通りです。

ユーラクセス・リンクス・ジャパン(EURAXESS Links Japan) [ウェブサイト:japan.euraxess.org / メールアドレス:japan@euraxess.net ]とは、EUによる研究者交流(モビリティ)を促進するプラットフォームです。駐日EU代表部と協力の下、モビリティ関連事項において研究者を支援しており、「日本の研究者および学生のための欧州研究助成ガイド」(英語版)を作成・改訂しています。

※最新版は英語のみ、日本語は後日公開予定。

 

Updated 2015.06.19